【睡眠のチカラで美容効果向上! 眠りで美肌を手に入れる習慣を解説】

STAFFブログ

「肌が以前よりも乾燥する気がする」

「できてしまった肌荒れがなかなか治らない」

「シワやシミ対策をしているけれど効果を感じられない」

このようなお悩みはありませんか?

女性にとって深刻な肌トラブルやエイジングケアの問題。

諦めてしまいがちですが、睡眠の見直しで改善できる場合があります。

女優さん、モデルさんも美肌の理由を聞かれたとき、「しっかり寝るようにしています」そんな返事をよくしています。

なぜ、寝ると美肌になれるのか。

今回は、絶対に知っておきたい睡眠と美容の関係を解説いたします。

よく寝るとなぜ肌に良いの?

睡眠が肌に良いと言われる理由、それは寝ている間に美肌へ導くホルモンが分泌されるからです。

眠ってから3時間のうちに分泌されるといわれる成長ホルモンは、私たちの身体を大きくするだけでなく、紫外線などによって受けた肌トラブルを改善したり、肌のターンオーバーに欠かせない新陳代謝を促したり、という力があります。

成長ホルモンが分泌されると、肌の水分保持量が増える、という報告もあり、肌の乾燥が気になる人にとっては、無視できないはたらきです。

睡眠中に分泌される睡眠ホルモンとして知られるメラトニンには、成長ホルモンの分泌を促す力、エイジングケアに嬉しい抗酸化作用があり、ビタミンサプリなどを摂取する以上の力がある、と語る専門家がいるなど、睡眠は肌と密接に関係しています。

美肌には、毎日のスキンケアや日焼け止め、肌に良い食べ物を選ぶといった習慣も大切です。

その頑張りをよりサポートするためにも、睡眠習慣を見直してみましょう。

「遅くまでテレビやスマホを見ている」

「育児で忙しくて、つねに寝不足を感じている」

そんな毎日を過ごしている場合、睡眠を変えるだけで、肌に良い影響を感じられるはずです。

ただ寝れば良い訳ではない!肌に良い睡眠とは

肌のために日中昼寝をしてみたり、できるだけ夜眠るようにしたり……それなのに、思っていたほど変化がない、という方がいるかもしれません。

美容のための睡眠は、ただ寝れば良い、という訳ではありません。目安として最低7時間以上、22時までの就寝が推奨されていますが、寝る前の過ごし方、食生活によっては、睡眠の質が下がってしまいます。

睡眠の質を高めるためには、メラトニンがしっかり分泌される生活習慣が欠かせません。

メラトニンがきちんと分泌されている人は、睡眠の深さ、睡眠の長さが整い、肌トラブルや悩み改善につながります。

美肌に良いはたらきをしてくれるメラトニンですが、メラトニンを分泌させるためには、材料となるセロトニンが必要です。

セロトニンは幸せホルモンと呼ばれる物質です。セロトニンが増えると女性ホルモンが整うことから、より美肌を目指せるというメリットがあります。

セロトニンを増やすかんたんな方法は、笑顔です。普段から笑顔でいると、セロトニンが分泌され、睡眠の質が上がるだけでなく、やる気アップやストレス解消にもなります。

セロトニンを作る材料であるトリプトファンを含む食事を摂る、という習慣も大切です。トリプトファンは私たちの体内では作れません。美肌のためにも意識して、トリプトファンが多く含まれる食材を取り入れてみてください。

「トリプトファンを多く含む食材」

豆腐や納豆、味噌、しょうゆなどの大豆製品

チーズや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品

米などの穀類

ごまやピーナッツ、卵、バナナなど

その他にも、家族やペットとのスキンシップ、太陽の光を浴びる生活、適度な運動なども、セロトニンを増やす活動です。

セロトニンをしっかり増やして、メラトニンの分泌を促せる日常生活を取り入れてみましょう。

メラトニンを減らす3つの行動に注意!

メラトニンを増やすため、日中の食事に気をつけたり、笑顔を意識したりしていても、メラトニンを減らす行動をしていたら、睡眠の質が落ちてしまいます。

心地よい眠りに誘うために、避けるべき5つの行動を覚えておきましょう。

1:食事は早めにすませる

寝るギリギリに食事をしてしまうと、胃が活発に動いてしまい、寝ようとしても眠れない状態になってしまいます。寝る23時間前を目安に、食事を終えておきましょう。

寝る前のカフェイン摂取にも注意が必要です。水分補給は水や麦茶、ハーブティーなど、ノンカフェインの飲み物を選んでください。

2:人工的な光を避ける

寝る前1時間くらいの間、スマホやテレビ、パソコン、照明などを落としておくと、メラトニンの減少を防げます。寝る少し前に寝室へ行き、明かりを付けない状態で寝る準備を整えましょう。

3:頭をからっぽにして眠る

悩みや不安なことがあると、良い睡眠につながりません。メラトニンの減少にもつながってしまうため、寝る時は何も考えずに眠るようにしましょう。悩みや不安の多くは、寝る前に考えても結論が出ません。明日考えられることは明日に回して、心のためにも美肌のためにも、身体を休めてあげましょう。

まとめ

日中の生活や食べるものを変えると、睡眠中のメラトニン分泌を促せます。

メラトニンの分泌量が増えると、強い抗酸化作用で肌ダメージを修復できるため、肌が整いやすくなります。

睡眠ホルモンも、美肌を支える大切な物質です。睡眠ホルモンやメラトニンを正しく分泌するために、睡眠の質を高める生活習慣を取り入れて、朝から鏡をチェックしたくなるお肌を目指しましょう。

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