「3歳までが勝負」って本当?幼児期におすすめしたい家でできる子どもの遊び3選

STAFFブログ

日本では「三つ子の魂百まで」「三歳児神話」という言葉がある通り、3歳までの教育や親の接し方が、その後の性格形成や人生に大きな影響を与えると言われています。

 

子育て初心者のママやパパは、そんな言葉に焦る方も多いでしょう。しかし果たして本当にそうなのでしょうか?今回は、子どもの教育に関する考え方や方針について調べてみました。

 

・3歳までにすべてが決まってしまうの?

・生まれてすぐから、いろいろなことをさせた方がいいの?

 

そんな悩みや疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。

子どもが何でも吸収できる時期「敏感期」とは?

子どもの教育方針、考え方にはさまざまあります。その中の一つ「モンテッソーリ教育」は子どもの集中力、子どもが生きる力を最大限引き出すための教育方法です。

 

その「モンテッソーリ教育」では、子どもが特定のことに関して感受性が強くなり、さまざまなことを吸収できる時期を「敏感期」と呼んでいます。

 

人間にはさまざまな物事、分野に対して「敏感期」が訪れると考えられ、そのほとんどが0~6歳までに集中していると言われています。「言語」「感覚」の敏感期は以下のとおりです。

 

言語の敏感期

赤ちゃんは胎内にいる時から外の声が聞こえているので、言語の敏感期はその段階から始まっているとのこと。
言葉を話す敏感期は2~5歳ごろ。言葉を書く敏感期は3歳半~5歳。

 

感覚の敏感期

「見る」「聞く」「触る」「嗅ぐ」「味わう」といった五感に対して、強い興味を抱く敏感期は3歳まで。

 

早期教育は早ければ早いほどいい?答えは「NO」

0~6歳までに敏感期が集中していると聞くと、早め早めに教育に取り組まなければと思うママやパパも多いでしょう。

 

しかし「頭のいい子を育てるふれあい育児」という著書によると、「脳を育てるための遊びなどは、生まれてから2か月まではしなくていい」とのことです。

 

生まれてすぐの赤ちゃんは、生まれつき人間に備わっている「反射」という行為で、外の世界の刺激に対応しながら、体の動きを覚えます。

 

そのため、生まれてから2か月程度は、「反射」を覚えることに集中させることが大事と言われています。

 

年齢別!幼児期の子どもにさせるといい遊び

ここでは、幼児期におすすめしたい子どもの遊びを、年齢別に紹介します。お家で簡単に用意できるものを使った遊びを中心に紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

1歳まで

おすわりができるころから1歳ごろの子どもにおすすめなのが「はめ込み遊び」。ブロックと穴の形を合わせる遊びです。

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形を覚える記憶力や、手先を使う器用さを身に着けられる遊びと言われています。最初は丸や四角などの簡単な形から始め、だんだんとハートや星など複雑な形にも挑戦しましょう。

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2~3歳

2~3歳ごろの子どもにおすすめなのが「シール貼り」。一見簡単そうに見えますが、小さなシールを剥がす作業はかなり手先の器用さを要します。

シールを貼る遊びは、シールと紙さえあればできるので、たとえば新幹線や飛行機など、長時間の移動時にも使えます。

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3歳以降

3歳を過ぎて、指先を器用に使える年齢になったらおすすめなのが「縫いさし」。針と糸を使って布を縫う遊びです。

正しい道具の使い方を学び、集中して布を縫う作業をすることで、手指を器用に使うことができます。もちろん針を使うので、使い方や道具の管理は大人がしっかりやってあげましょう。

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3歳まででなくても大丈夫!さまざまなことを体験させてみよう!

今回は子どもの教育において、「3歳までが勝負って本当」という疑問に対し、さまざまな教育方針や考え方を紹介してきました。

 

今回調べた教育方針や考え方はほんの一部ではありますが、調査した結果「0歳~3歳までに行ったことが脳に大きな影響を及ぼすのは間違いないが、すべてが3歳までに決まるというわけではない」ということがわかりました。

 

ただ、人生の中でも特に、子どもがいろいろなことを学び、吸収しやすい年齢は限られていることは事実としてあるため、幼いころから手先や脳を使う遊びを積極的にしていくことは大事なようです。

 

わが子の3歳までを振り返ってみると、たしかに今回紹介した「敏感期」に言語や感覚について強い興味を持っていました。

 

特に言語に関しては、1歳半ごろまでほとんど話せなかったわが子が、2歳をすぎて急に話せる単語が増えた時はとても驚きました。今思えば、いろいろなことを吸収している最中だったのだなと思います。

 

これからも、親としてさまざまな経験や学び、遊びを行う機会を子どもに用意し、子どもが成長できるきっかけを作っていきたいと感じました。

 

この記事を読んでくださった皆さんも、今回紹介した遊びを家でも取り入れてみてくださいね!

 

【参考】

・「集中」すれば子どもは伸びる!モンテッソーリ園:東京書籍株式会社

・久保田カヨ子先生の0~1才 頭がいい子を育てるふれあい育児:株式会社主婦の友社

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