小学生の睡眠の質を上げる4つのポイント!高学年のお子様に最適な枕とは?

STAFFブログ

「こどもの寝起きが悪くて朝起きてくれないんです…」

朝、何度も起こすのに一向に起きない我が子にイライラ…

この悩みは小学校高学年のお子様をお持ちの親御さんなら一度は抱えたことがあるのではないでしょうか。

私もその頃は朝起きられずに、毎日母にカンカンに怒られながら起こされていたことを思い出します。

今だからこそ、その大変さが分かります。(お母さんごめんなさい…!)

小学生の高学年になると、勉強や運動、校外活動など1日の活動量が増えるので、良質な睡眠が非常に重要です。

良質な睡眠は朝スッキリとした目覚めに大きく影響します。

この記事では

・小学生の睡眠の重要性

・枕の重要性と選び方のポイント

・睡眠環境の整え方

・規則正しい生活習慣の大切さ

の4つのポイントについてご紹介していきます。

小学生の睡眠の重要性

小学生にとって、十分な睡眠は成長や学習、日中の活動において非常に重要です。

質の良い睡眠は、記憶力の向上や集中力の維持はもちろんのこと、精神面の安定にもつながることが分かっています。

高学年になると、勉強の負担が増えるだけでなく、友人関係などの精神的なストレスも増えて心配になりますよね。

また、小学5年生を対象とした調査で、睡眠時間と学業成績(算数・国語)に相関があり、睡眠時間が長い生徒ほど成績が良いという報告もされています。

お子様の体と心の健康、さらに学習効率を高めるために、まずは睡眠の質を見直してみましょう。

睡眠不足が与える影響

睡眠不足が続くと、子どもの健康や学習について、大きく分けて3つの悪影響が出ることがわかっています。

①学習効率の低下

睡眠不足は記憶の定着を妨げ、学習効率を低下させます。

脳に新しい情報を効果的に定着させるためには、深い眠り(ノンレム睡眠)が必要です。

②情緒の不安定

睡眠不足は情緒の不安定を引き起こし、イライラや不安感を増大させます。

これにより、学校生活での友人関係にも悪影響を及ぼすことがあります。

③身体的な健康問題

睡眠不足は免疫力の低下を招き、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

また、成長ホルモンの分泌が妨げられ、身体の成長にも影響が出る可能性があります。

お子様が健康で活発に過ごすためには、良質な睡眠が欠かせません。

枕の重要性と役割と選び方

最近の小学生は小さい頃からのスマホやタブレットの使用によってストレートネックを発症しやすい傾向にあります。

今の時代、スマホやタブレットなしの育児は難しいですよね。

小学校高学年の時期は、背骨のS字カーブを形成する大事な時期です。

枕はただ頭を支えるだけでなく、首や背骨の自然なカーブを維持する役割もあります。

そのため、姿勢が悪くなりがちな小学校高学年での枕選びはとても重要なんです。

適切な枕を使うことで、首や肩の緊張を和らげ、より深い眠りを得ることができます。

では、どのような枕が良いのでしょうか?

まずは枕を選ぶときの3つのポイントを見ていきましょう。

枕を選ぶときに確認したいポイント

①高さ

高学年の子どもには、あまり高すぎず、適度な高さの枕が適しています。

首と背骨が自然なラインを保てる高さが理想です。

高さが合わないと、首や肩に負担がかかり、睡眠の質が低下するので特に注意しましょう。

②素材

通気性が良く、柔らかすぎず、適度に弾力のある素材が良いでしょう。

子供は汗を非常にかきやすいため、洗濯ができるものがおすすめです。

汗や皮脂が付着したままではカビやダニ等によるアレルギー発症のリスクがあるので注意しましょう。

ポリエステルの素材は洗濯もできる上、通気性も良いのでおすすめです。

③形状

頭や首をしっかりとサポートする形状のものを選びましょう。

枕が頭と首をしっかり支えることで、筋肉の緊張を和らげ、自然な寝姿勢を保てます。

特に、仰向けや横向きで寝ることが多い子どもには、それぞれの寝姿勢をサポートできる枕が理想的です。

仰向けの場合

首の後ろにフィットする枕が適しています。

首のカーブをサポートし、頭を適切な高さに保つことで、呼吸がスムーズになり、いびきの予防にもなります。

横向きの場合

頭と首を同じ高さに保つ枕が必要です。

肩幅に合わせた高さの枕を選ぶことで、肩や首にかかる負担を軽減できます。

また、子供は寝返りが非常に多いため、寝返りを打っても落ちない幅の枕がおすすめです。

寝返りを打ちやすいように設計された枕は、子どもが自然な体勢で眠れる助けになります。

小学生の成長に合わせて選べる2サイズ!小学生の睡眠に特化したまくら

枕のメンテナンス

適切な枕を選んだ後も、定期的なメンテナンスが重要です。

枕カバーを定期的に洗濯し、枕本体も出来れば洗濯し、出来なければ風通しの良い場所で乾燥させ、清潔な状態を保ちましょう。

また、枕の寿命は素材によって異なりますが、一般的には1年~最長2ごとに新しい枕に交換することをお勧めします。

睡眠環境の整え方

質の良い睡眠を得るためには、枕以外の環境も重要です。

以下のポイントをチェックしてみましょう。

寝具

マットレスやシーツも重要な要素です。

清潔で心地よい素材を選びましょう。

例えば、肌触りの良いコットンや、吸湿性の高いリネン素材のシーツがおすすめです。

また、季節に合わせて布団や掛け布団の厚さを調整することも大切です。

部屋の温度と湿度

寝室の温度は夏は28℃前後、冬は18℃前後、湿度は夏冬ともに50〜60%が理想です。

エアコンや加湿器を利用して快適な環境を保ちましょう。

特に冬場は乾燥しやすいので、加湿器を使って適切な湿度を保ち、喉を労わることが重要です。

逆に夏場は、エアコンで温度を調整しながら、過度な冷えを防ぐために28℃前後の適度な温度設定にしましょう。

光と音

暗く静かな環境が眠りを深めます。

遮光カーテンを使ったり、静音性の高いエアコンを選ぶと良いでしょう。

また、スマートフォンやタブレットなどの電子機器は、少なくとも寝る1時間前には使い終えましょう。

電子機器のブルーライトは、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を抑えてしまい、眠りを妨げる原因になります。

ルーティン

規則正しい生活リズムも重要です。

毎日同じ時間に寝る習慣をつけると、体内時計が整い、決まった時間に眠くなるようになります。

例えば、就寝前のルーティンとして、本を読んだり、軽いストレッチをすることで、リラックスした状態で眠りにつけます。

これらの要素を整えることで、お子様の睡眠の質が向上します。

ぜひ、親子で一緒に取り組んでみてくださいね。

規則正しい生活習慣の大切さ

質の良い睡眠を得るためには、日中の生活習慣も重要です。

以下のポイントを意識してみましょう。

毎日のルーティン

毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる習慣をつけることが大切です。

これにより、体内時計が整い、自然と眠くなる時間が定まります。

また、朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、昼間の活動も活発になります。

食事の時間と内容

夕食は寝る2〜3時間前までに済ませるようにしましょう。

寝る直前に食べると、寝ている間も胃腸が動き続けてしまうので、眠りが浅くなることがあります。

また、消化不良を起こして翌日の胃もたれにも繋がる恐れがあります。

大人も、前日の夜遅くに食べると、胃もたれしてしまって、翌日の胃腸の調子が良くないこと、ありますよね。

こどもは大人以上にまだ胃腸の発達が未熟なので健康面への影響が大人よりも懸念されます。

また、カフェインや砂糖を含む飲み物や食べ物は避けるようにしましょう。

代わりに、温かいミルクやハーブティーなど、リラックス効果のある飲み物を選ぶと良いでしょう。

適度な運動

日中に適度な運動をすることで、夜の眠りが深くなります。

ただし、寝る直前の激しい運動は避けましょう。

交感神経が優位になり、体が興奮状態になって、寝付けなくなってしまいます。

軽い運動やストレッチは、副交感神経が優位になることでリラックス効果があり、眠りにつきやすくなります。

リラックスタイム

寝る前にリラックスできる時間を設けることも大切です。

読書やお風呂、軽いストレッチなどが効果的です。

特に、寝る60前に暖かいお風呂に浸かることで、体温が上がり、その後の体温の低下が眠気を誘います。

これらの生活習慣を取り入れることで、お子様の睡眠の質をさらに高めることができます。

まとめ

お子様の健康と学習効率を高めるためには、質の良い睡眠が欠かせません。

特に小学校高学年のお子様にとって、適切な枕と快適な睡眠環境を整えることは、日々の生活に大きな影響を与えます。

こどもが朝スッキリと起きて、学校に行く準備をスムーズにしてくれるだけで、本当に助かりますよね。

珍しく朝早く起きた日は、母がなんだか優しかったのを朧げに覚えていますが、親になった今はその気持ちがよく分かります。

親も子も気持ちの良い朝を過ごすために、この記事で紹介した4つのポイントを参考に、お子様に最適な枕を選び、理想的な睡眠環境を作ってあげてください。

枕の選び方から生活習慣まで、総合的に見直すことで、お子様の睡眠の質は確実に向上します。

お子様が毎晩ぐっすり眠り、元気に過ごせますように。

汗をかきやすい小学生に、通気性の良いまくらで心地よい入眠をサポート

 

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