赤ちゃん専用の枕を使うと、子どもの成長に嬉しい、たくさんのメリットがあります。
ベビー枕を用意すると、赤ちゃんにどんな良いことがあるのか、7つのメリットをみてみましょう。
赤ちゃん枕の不要説があるのはなぜ?
メリットたくさんの赤ちゃん枕ですが、不要という意見も少なからずあります。
これは、枕の素材や形状によって、赤ちゃんが窒息するのでは? という不安によるものです。
赤ちゃん枕のメリットをきちんと受け取るなら、うつぶせ寝でも問題なく呼吸できる素材、赤ちゃんに適した高さや大きさの枕選びが重要です。
赤ちゃん用の枕はどれでも同じ、ではなく、赤ちゃんの安全が確保されている枕、赤ちゃんのために細部にまでこだわって製造されている枕を選んで、プレゼントしてあげましょう。
赤ちゃん専用枕を使用するメリット7つ
それでは、赤ちゃん枕を使用する7つのメリットをみてみましょう。
メリット1:頭の形を整えられる
赤ちゃんは、1日の大半を寝て過ごします。新生児~2才くらいは、頭の骨が柔らかくデリケートな時期のため、頭の形がいびつになってしまうのでは? 絶壁になってしまうのでは? そんな不安を抱えるパパママが少なくありません。
新生児用の枕の中には、このような問題を改善できる、向き癖サポート機能がついた製品があります。赤ちゃんの癖に応じて枕の形状を変えたり、赤ちゃんの動きに合わせて枕の中身が流動したり、といった機能がある商品を選ぶと、頭の形を整えられます。
メリット2:睡眠の質向上
新陳代謝が活発な赤ちゃんは、寝ている間にたくさんの汗をかきます。
中でも頭は、特に汗をかきやすい部分です。赤ちゃんのために、通気性の良い枕、肌触りの良い枕を使用すると、涼しく快適な睡眠につながります。
ミルクもおむつ替えも済ませたのに、赤ちゃんの機嫌が悪い、という場合、寝心地の悪さを感じている場合があります。赤ちゃんのために作られた枕を使用して、ぐっすり眠れる睡眠環境をプレゼントしてあげましょう。
メリット3:呼吸をサポート
赤ちゃん用の枕を使うと、寝ている間も、正しい体勢へ導けます。枕を使用すると、自然に仰向けの状態になり、気道が圧迫されず、スムーズな呼吸につながります。
仰向け寝は、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを減らすと言われています。大切な赤ちゃんが安全に、心地よく呼吸するために、赤ちゃん用の枕が役立ちます。
メリット4:寝姿勢を改善
赤ちゃんが正しい姿勢で眠れると、背骨の自然なカーブを保てます。赤ちゃん用の枕は、頭と首を適切にサポートできるため、背骨の負担を減らしながら、健全な発育を促せます。
赤ちゃんの頃の寝方が、将来の姿勢や健康に影響を与えるケースもあるなど、寝姿勢は非常に重要です。小さな頃から良い姿勢で眠るために、赤ちゃん専用の枕で、環境を整えてあげましょう。
メリット5:寝ハゲの予防
健康には問題ありませんが、いつも頭の同じ部分に圧がかかってしまうと、寝ハゲができる場合があります、初節句やハーフバースデー、お食い初めなどイベントが多い赤ちゃん期は、寝ハゲのない状態で写真を撮ってあげたい、そう考えるのが親心です。
頭の部分に穴が開いているタイプの枕を選ぶと、後頭部が圧迫されず、寝ハゲの予防になります。寝ハゲが気になるパパママは、寝心地と寝ハゲ予防、どちらも実現してくれる赤ちゃん用枕を選んでみてください。
メリット6:吐き戻しの予防
枕で頭の位置が少し高くなると、吐き戻しの予防につながります。吐き戻しが多い赤ちゃんの場合、適切な形状の枕を使用することで、吐き戻しの回数を減らせる場合があるでしょう。
吐き戻しが気になるからといって、高すぎる枕を選んでしまうと、赤ちゃんの負担になります。キッズ用の枕で代用するのではなく、赤ちゃんのための枕で予防してみてください。
メリット7:オンオフの切り替え
寝る時に枕を使用していると、枕がある=寝る時間だと、赤ちゃんが把握できます。枕があるとぐっすり眠れる、枕があると落ち着く、そんなメンタルの安定にもつながります。
オンオフの切り替えに枕を使用するなら、赤ちゃんが喜ぶ形、サイズの枕が必要です。気軽に持ち運びできるサイズを選ぶと、ベビーカーに置いたり、外出先で寝かせたりするときに便利です。
まとめ
赤ちゃん用の枕には、赤ちゃんを快適な睡眠に導くため、安全に眠るための工夫が施されています。頭の形を丸くしたい、清潔な枕で眠って欲しい、寝姿勢を整えたいなど、親の不安を解消してくれる枕、希望を叶える枕を選んで、安心して眠れる環境を用意してください。
枕を使って眠っていれば、キッズになってからも、大人になってからも、枕で寝る習慣ができ、正しい寝姿勢や健康につながります。自分に合った枕で、質の高い睡眠を続けられるように、小さなうちからサポートしてあげましょう。