結婚して、夫婦での新生活がスタートすると、さまざまなアイテムが必要になります。その中には、夫婦で共有するものもあれば、夫婦別に用意するべきアイテムもあります。
大切なパートナーでも、相手に合わせすぎてしまうと、ストレスが溜まってしまう恐れがあり、注意が必要です。お互いに自分らしく、快適に過ごすために、揃えておきたい商品をチェックしてみましょう。
夫婦別に揃えておくべきアイテム9つ
家庭の中に、夫婦それぞれお気に入りを持っていれば、暮らしの質をアップできます。新生活を考えるときに、用意しておきたい9つのアイテム紹介いたします。
1：食器
おかずをのせるお皿などは夫婦共有でも構いませんが、お茶碗やコップなどの食器は、夫婦それぞれ用意しておくと、手になじみやすくおすすめです。贈り物の定番になっている夫婦茶碗も、縁起が良いだけでなく、手のサイズに合わせた使いやすいデザインで作られています。
同じようにコップも、男性は大きめ、女性は小さめにしておくと、唇にフィットしやすく、横からこぼれてしまったり、大量の飲み物が口の中に流れ込んだり、といったトラブルを防げます。
食卓の雰囲気を大切にしたい場合は、お揃いのデザイン、その他食器と調和するデザインを選ぶのがおすすめです。
2：カトラリー
お箸やスプーンなどのカトラリーも、手や口の大きさに合わせて選びたいアイテムです。特にお箸は毎食かならず使用するため、使い勝手の良いもの、手になじむものをそれぞれ選んでみましょう。
食洗機が使えるかどうか、サイズだけでなく手触りも気に入るものかどうか、といった点にも注目しながら、長く愛用できるカトラリーを選択してみてください。
3：クッション
リビングにソファーを置く場合、ソファーとお揃いのクッションを選んでしまいがちです。ですがクッションは、使う人の身体に合ったサイズ、好みの硬さなどが求められます。
リビングでくつろいで過ごすためにも、クッションは自分が好む素材、硬さ、サイズのアイテムを選びましょう。先にクッションを選んでおいて、後からクッションに似合うソファーを探すのも良い手段です。
4：タオルやブランケット
直接肌に触れるタオルやブランケットは、人によって好みが違うアイテムの一つです。夫婦だからと同じものを購入してしまいがちですが、肌触りが合わないタオルやブランケットでは、使用時に心地よさを感じられません。
実際にお店で触れてみて、「自分はこれがいい！」と感じるアイテムを準備しておくと、QOLをアップできます。乾きやすい、臭いにくいなどの機能性にもこだわりながら、自分だけの一枚を選んでみましょう。
5：パジャマ
家の中では、パジャマを着て過ごす時間が長くなります。仕事が終わって家に帰ったら、まずはお風呂、その後リラックス、という場合、よりパジャマが相棒的存在になります。
二人とも気に入る素材がある場合、夫婦お揃いのパジャマを選ぶのも選択肢の一つです。妻はシルクが好み、夫は汗を吸いやすい綿素材が好き、など意見が分かれる場合は、それぞれのニーズを満たす商品を選んでみてください。
肌触りの良いパジャマ、心地よく過ごせるパジャマは快眠につながります。眠りの質を良くするためにも、パジャマにこだわってみてください。
6：スリッパ
夫婦ともにスリッパ派の場合は、自分の足のサイズ似合ったスリッパを用意しておきましょう。スリッパを使用すると、足の汚れが床につくのを防げるため、衛生的に過ごせます。防音や保湿などの面でもメリットがありますので、夫婦で相談して、購入するかどうか検討してみてください。
い草を使ったスリッパ、健康スリッパは、男性人気があります。女性の場合は、可愛いデザインのスリッパ、ダイエット機能のついたスリッパ、足が冷えないボア素材のスリッパなどが多く選ばれています。
7：シャンプー類
シャンプーやボディーソープ、洗顔などは、男性と女性で好みが分かれます。浴室をごちゃごちゃにしたくない、という気持ちがあるかもしれませんが、肌質や洗い上がりに影響を与えるアイテムのため、それぞれが気に入るシャンプー類を購入しましょう。
ものを増やしたくない場合は、ユニセックスのシャンプーやボディーソープを販売しているブランドもあります。サンプルや小さなサイズを使用してみて、二人とも気に入る使用感、香りの商品と出会えれば、浴室をすっきりさせながら、心地よい時間を過ごせます。
8：歯ブラシや歯磨き粉
歯ブラシや歯磨き粉も、それぞれ好みが分かれるアイテムです。家庭によっては、自分用に歯ブラシ、歯磨き粉、フロス、マウスウォッシュなど、たくさんのアイテムを各自用意しているケースもあります。
口の中の悩みは人それぞれのため、自分が使いやすいアイテムを用意するのが一番です。夫婦だからすべて一緒、ではなく、独身時代から使っている商品を、そのまま使用してみてください。
9：枕
睡眠時に使用する枕は、男性と女性で別々に用意したいアイテムです。男性と女性では、身体の大きさ、骨格などが違うため、なんとなく選んでしまうとどちらにも合わない、という結果になる恐れがあります。
男性と女性では大きな差がある、首の長さや高さ、寝方に対応してくれる、性別にあった枕を選ぶと、安眠につながるのがメリットです。1日の疲れをしっかり取り去って、朝から笑顔でスタートするために、身体に合った枕を選びましょう。
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まとめ
家の中に置く小物類は、夫婦のこだわりがとくに強くなる部分です。カーテンや照明、ソファやベッドなどの大きなインテリアは二人で相談して、もっと身近で使用するアイテムは、自分が使いやすい、心地よい商品を選んでみましょう。
大きいアイテムから決めてしまいがちですが、二人の枕やパジャマの色を決めてからベッドフレームを決定する、クッションや座椅子を決めてから、メインのテーブルを選ぶ、というのも良い方法です。
お互いに意見を出し合いながら、機能面でもデザイン面でも過ごしやすい新居を作っていきましょう。
