マタママ向け雑誌を見ていると、赤ちゃんを迎えるにあたっての出産準備リストが掲載されています。
肌着や洋服、おむつ関係、授乳アイテム、お風呂グッズなどさまざまな準備がありますが、寝具関係のリストは「ベビー布団一式」そんな風にまとめられているケースが少なくありません。
赤ちゃん用品店などでも、ベビー用寝具はセットで売っているケースが多く、予算やデザインでなんとなく選んでしまいがちです。
ですが、赤ちゃんが1日のほとんどを寝て過ごします。そのため、どんな布団、どんな枕を選ぶのか、という点がとても重要です。
今回は、赤ちゃんのために準備してあげたい、正しい寝具の選び方を解説いたします。
出産準備で用意するべき寝具
出産準備でかならず用意するべき赤ちゃん用寝具は、ベビー布団と枕です。赤ちゃん用の寝具セットを購入する場合も、敷き布団、敷き布団カバー、掛け布団、掛け布団カバー、ベビー枕、ベビー枕カバーがかならず含まれています。
合わせて、おしっこ漏れを防ぐための防水シーツ、体温調整のためのタオルケットやブランケット、汗を取るためのキルトパッドなどを用意すると安心です。
ベビーベッドやベビーラック、バウンサーは使用する家庭、しない家庭があるため、急いで準備しなくても問題ありません。
赤ちゃん用寝具のかしこい選び方
赤ちゃんは睡眠時間が長いため、快適に眠れる寝具選びが大切です。安全に眠れる寝具、快適な睡眠に導く寝具の選び方を、ご紹介いたします。
布団の選び方
新生児用に準備する布団は、生まれたばかりの弱い肌を傷つけない、優しい素材を選択しましょう。赤ちゃんは汗をかきやすいため、通気性の良さにこだわると、快眠につながります。
敷き布団はある程度硬さがある「硬綿」「ポリエステル中綿」「立体ファイバー」などが適しています。逆に掛け布団は、「羽毛」や「テンセル」「ポリエステル」など、やわらかく軽い素材を選ぶと、赤ちゃんの睡眠を妨げません。
掛け布団と敷き布団、どちらも洗えるタイプを選ぶと、いつでも清潔に使えます。ミニサイズと標準サイズがあるため、成長に応じて買い替えるならミニサイズ、長く使用するなら標準サイズを選びましょう。
産後はパパもママも忙しくなるため、シーツが替えやすいかどうか、お手入れが簡単かどうか、という点も考慮して、好みの素材、デザインの布団を探してみてください。
ベビーまくらの選び方
赤ちゃん用のベビー枕は、素材と機能、両方にこだわるのがおすすめです。寝具セットに入っている枕は、機能性が考慮されていない商品もあります。入っているものをそのまま使うのではなく、赤ちゃんをサポートする枕を選んでみてください。
体温調節がまだ苦手な赤ちゃんは、汗をかきやすく、枕がグショグショになってしまう場合があります。夏場や暖房が効いた部屋でも、心地よく眠れるように、空気が通る、通気性の良い素材の枕が適しています。
頭の形を整える機能と、向き癖を改善できる機能、寝ハゲを予防できる機能など、赤ちゃんに嬉しいサポートをしてくれる枕もあります。
生まれたばかりの赤ちゃんの頭は、非常に柔らかいため、枕を使用しないで寝かせたり、新生児に合わない枕を使ったりしてしまうと、頭の形が気になりがちです。
頭の形が悪いかもしれない、向き癖がついているかもしれない、そんな赤ちゃんの様子に気付いてからサポート枕を買うのではなく、退院後からすぐ、機能性の高い枕を使ってあげると、安心の育児につながります。
赤ちゃん用寝具のお手入れポイント3つ
赤ちゃん用の寝具は、汗やよだれ、おしっこの漏れなどで汚れやすいため、こまめなお手入れが必要です。どのような点に注意して、お手入れをすれば良いのか、3つのポイントをみてみましょう。
ポイント1:定期的に洗濯する
赤ちゃんが使用する寝具は、定期的な洗濯が必要です。可能であれば毎日、毎日が難しい場合も2~3日ごとに洗うと、清潔な状態をキープできます。自宅でさっと洗えるように、枕や布団は丸洗いできる素材を選びましょう。カバーだけでなく、本体も洗える寝具がおすすめです。
ポイント2:洗濯できない場合は天日干し
掛け布団が洗濯できない素材の場合は、毎日天日干ししておくと、湿気対策になります。湿気がこもってしまうと、カビや雑菌の繁殖につながるため、できるだけ毎日布団を干すようにしてください。
敷き布団や掛け布団、枕が汚れている、湿っているけれど天気が悪い、という場合に備えて、2セット用意しておくとより安心です。布団乾燥機や衣類乾燥機などを用意しておくのも良い手段です。
ポイント3:掃除機や乾燥機でダニ対策
赤ちゃんが寝ている布団へ、知らない間にダニが潜んでいるケースがあります。天日干しではダニは死滅できないため、布団乾燥機や布団が洗える洗濯乾燥機を使用して、ダニを除去しましょう。
ダニが死滅した場合も、布団の中には死骸やフンがのこっています。週に1度ペースを目安に、掃除機で吸い出しておくと、アレルギー予防になります。
乾燥機がない、乾燥機が使えない素材、という場合は、アイロンの熱で死滅させる、という手段もあります。寝具の深い部分のダニには効果がありませんが、ベビー寝具は薄いものが多いため、まとめて死滅できる場合があります。
夏場など、ダニが繁殖しやすい時期は、特に意識して、対策を講じておきましょう。
赤ちゃん用枕を選ぶならエスメラルダ「EsmeraldA」
出産準備に赤ちゃん用枕を選ぶなら、セット寝具ではなく、エスメラルダの枕を選んでみてください。エスメラルダの枕は、赤ちゃんの頭の形を整える機能にこだわり、パパママの声を聞きながら、何度もリニューアルしてきた、新生児専用のアイテムです。
最高の通気性、ひもを引くだけでかんたんにできる向き癖対策、頭の形をまあるく育てるオリジナルの形状で、新生児の健やかな成長をサポートします。
うつぶせ寝になっても呼吸ができる、赤ちゃんの成長に合わせて高さを調節できる、速乾性が高い、丸洗いできる素材など、安全性や使い勝手の良さにもこだわっています。
生まれてくる大切な赤ちゃんへ、これから寝具を用意するなら、敷き布団、掛け布団、枕など、それぞれのアイテムを一つ一つ、大切に選んでみませんか?
赤ちゃん想いのエスメラルダが、赤ちゃんの熟睡できる環境、きれいな頭の形になる未来づくりをお手伝いいたします。