夫婦で新しく新生活をはじめる場合、新居を選んだり、家具や家電を購入したり、たくさんの楽しい買い物が待っています。この時、ベッドにはこだわるものの、枕や布団は後回しになってしまうケースが少なくありません。
睡眠は365日繰り返され、心身の健康に大きな影響を与える時間です。だからこそ、元気に2人の時間を過ごすためにも、すぐれた睡眠環境が必要です。
今回は、新居にはどのような寝具が必要なのか、枕はどう選べば良いのか、くわしく解説いたします。
新居に用意するべき寝具は?
夫婦生活に当たって、新しく寝具を購入する場合、まずは寝具を置く部屋を考えましょう。寝室を別々にする予定だったり、授かり婚などではじめから子どもがいる生活を想定していたり、寝具の選び方は夫婦によってさまざまです。
どのくらいのサイズのお部屋にベッドを置くのか、シングルを二つ、もしくはダブルやもっと大きなサイズにするのか、和室へ布団を敷いて眠るのか、希望に合ったスタイルを検討しておきましょう。
購入するべき寝具のサイズ、個数が決まったら、購入するアイテムを検討します。
・ベッドフレーム
・マットレス
・敷き布団
・シーツ
・布団カバー
・枕
・枕カバー
・掛け布団
などの製品の中から、家庭に適した商品を選んでください。
快適に過ごせる寝具を選んで、のびのびと眠れる環境を整えましょう。
夫婦の新居で使う枕の選び方
睡眠環境を良くするなら、ベッドのビジュアルや質感、マットレスの高さや硬さにこだわるように、重い頭を支える枕にも着目してみてください。
まず原則として、一人に一つ、専用の枕を用意しましょう。
同じデザインの枕をいくつか購入しておけば、汚れたときや来客時に便利、そんな風に考えるかもしれませんが、自分に適した枕を選べていないと、睡眠の質が落ちてしまいます。
頭痛や首、肩の凝り、疲れやすい、腰痛、といったトラブルにつながる可能性があり、気持ちの良い朝を迎えられません。睡眠時間を確保できていなかったり、寝付きが悪かったりすると、日中の仕事に影響がでたり、イライラしやすくなってしまったり、といった問題が起きる恐れもあります。
このような環境が、夫婦げんかなど原因になるケースも考えられるため、それぞれが自分に合った枕を選ぶようにしてください。新婚の場合、二人で使えるロングタイプの枕、などについ興味を持ってしまいがちですが、睡眠は一生続く習慣です。眠りやすさや快適さを重視して、選択しましょう。
夫婦の枕を選ぶ3つのポイント
二人に合った枕に出会うなら、覚えておきたい3つのポイントがあります。枕を購入する前に、ぜひチェックしてみてください。
ポイント1:男性向け枕・女性向け枕を選ぶ
男性と女性では、骨格や好む寝姿勢が違うため、性別にあった枕選びが重要です。同じサイズの枕を2つ購入するのではなく、男性に合う高さや硬さの枕、女性に合う高さや機能のある枕など、身体にフィットする枕を選びましょう。
また数多くの枕が販売されていますが、自分に合うかどうかは使用してみなければ分かりません。ずっと使い続けられる枕に出会うために、お試し期間や返品保証がついている枕を選ぶのがおすすめです。
ポイント2:お揃いのカラーを選択できる
男性向け枕、女性向け枕がそれぞれ販売されていますが、見た目や形がバラバラの場合、寝室の雰囲気を壊してしまいます。心地よく眠るには、二人が気に入る空間作りも欠かせません。
男性向け枕、女性向け枕の両方を扱っているメーカーで、お部屋やインテリア、寝具に合ったカラーの枕を選択できると、お部屋のインテリアやベッドによくなじみます。二人が気に入るカラー、お揃いのカラーが用意されている機能性の高い枕を選んで、ぐっすり眠れる毎日を過ごしてください。
ポイント3:清潔に使い続けられる
私たちは寝ている間、汗をかいたり、皮脂が枕についたりします。この枕の汚れを放置してしまうと、臭いやダメージの原因になり、気持ち良く眠れません。枕を選ぶ際は、カバーだけでなく、中身も丸洗いできる製品を選ぶと、衛生的な睡眠環境にできます。
枕もカバーも定期的に洗濯して、いつでも清潔なベッド、臭いや汚れがこもらない寝室を目指しましょう。
まとめ
結婚後、夫婦で一緒に過ごす時間が長くなるのが寝室です。別々に眠る場合も、1日の疲れを取り去るために、すっきりと朝を迎えるために、自分に合った寝具選びが欠かせません。
ベッドやマットレス、布団はもちろん、枕選びを大切にすると、より快眠につながります。一式まとめてセット購入するのではなく、性別にあった枕、洗濯できる枕、好みのカラーが展開されている枕を探してみてください。
それぞれに合う枕が見つかれば、寝付きが良くなり、睡眠不足を防げます。
枕選びは結婚と同じ。1日のはじまりを、笑顔でスタートするために、一生付き合いたくなパートナーを選びましょう。