【トイレトレーニングはどう進めるのが正解? おすすめのはじめ方5選を紹介!】

STAFFブログ

子どもを育てる中で、絶対に避けて通れないのがトイレトレーニング、通称「トイトレ」です。

早いうちに苦労なくオムツをはずせた子もいれば、小学生になってもまだ実は夜オムツ……という子もいるなど、個人差が大きいトイレトレーニング。

今回は、おすすめのはじめ方、進め方をご紹介いたします。

トイレトレーニングはいつはじめる?

オムツがはずれるタイミングは、その子によってさまざまです。

ですが、周りが次々にパンツデビューしてしまうと、どうしても焦ってしまいます。

そんな時には、トイレトレーニングに最適な状態か、お子さまの成長段階を見極めてみてください。

他の子の様子や年齢は気にせず、その子にとって最善の時を選んで、スムーズなトイトレを目指しましょう。

イヤイヤ期のピークではない時期

イヤイヤ期真っ盛りのタイミングは、トイトレには向きません。

なにを言っても聞かない、嫌がる時期を迎えているなら、落ち着くのを待ってからスタートしましょう。

不向きな時期ではありますが、子どもによっては、

「オムツ変えようね」

「イヤ」

「それじゃあパンツにするの?」

「うん」

という声かけがうまくいく場合もあります。

イヤイヤ期だけどトイトレしたい場合は、試してみてください。

おしっこが出たと伝えられる時期

会話ができなくても、「おしっこ出た? 」の問いかけにオムツを指さしたりお腹を叩いたりして伝えられる状態であれば、トイレトレーニングをはじめられます。

トイレに行きたい気持ちやおしっこが出たかどうかをまだ伝えられない、という場合は、少し待ちましょう。

早めにトイトレしたい場合は、おしっこやトイレに関連するベビーサインを早めに教えて、意思疎通できるようにしておきましょう。

親の状態が安定している時

トイレトレーニングは、根気が必要です。

数日で終わる場合もありますが、半年以上かけてじっくり進めるケースも少なくありません。

「トイレに行けなかった」

「パンツを濡らしてしまった」

「トイレへ行ったけれど間に合わなかった」

など、失敗してしまうたびに親が怒ったり、叱ったりしてしまっては、上手く進められません。

「次は頑張ろうね」

「焦らなくて大丈夫だよ」

「新しいパンツに変えようね」

など、親側が笑顔で話しかけられる、余裕あるタイミングを選びましょう。

 

おすすめトイトレのはじめ方5選を紹介!

トイレトレーニングには、その子に適した方法があります。

「どのようなはじめ方が向いているのだろう?」

と迷ったら、おすすめ5選のはじめ方を試してみてください。

1.絵本やおもちゃでアプローチ

トイトレのスタートは、トイレに興味を持ってもらうところからスタートします。

トイレトレーニング向けの絵本やスマホアプリ、おもちゃが販売されていますので、一緒に読んだり遊んだりしながら、

「トイレでちーしてるね」

「パンツをはいているね、ママといっしょだね」

といった声かけをして、トイレへの興味を引き出しましょう。

2.おまるや補助便座を用意する

トイレに興味を持ったら、

「○○ちゃんもトイレでおしっこしてみる?」

と誘ってみましょう。

この時、絵本などに出てくるおまるや補助便座を自宅に用意しておくと、

「うちにもあるんだよ。すわってみる?」

こんな風に声かけしやすくなります。

子どもに人気のキャラクターのおまるや補助便座。

音楽が鳴るおまるや補助便座なども販売されていますので、好みに合わせて選択しましょう。

311回トイレに誘ってみる

トイレトレーニングをすると決めたら、最低でも11回トイレへ誘ってみましょう。

トイレを怖がる場合は、おまるに座らせるだけで大丈夫です。

トイレでのおしっこに興味を持ってもらうのが目的のため、

「おしっこでるかな?」

という声かけはしますが、出ない場合はそのまま終わらせてOKです。

トイレに座れたことを、しっかり褒めてあげましょう。

4.トイレでできたらとにかく褒める!

トイレに行きたいと言えた時、トイレで少しでもおしっこやうんちができた時は、目いっぱい褒めてください。

トイレができただけで、こんなに喜んでもらえるんだ、という嬉しい気持ちになり、次のチャレンジにつながります。

失敗してしまった時、出なかった時も、

「トイレにいけてえらいね」

「トイレっておしえてくれてありがとう」

そんな前向きな声かけをして、次につなげましょう。

5.先にパンツを購入する

トイレトレーニングはまず、トイレへ行く習慣をつけるもの。

パンツを購入するのはまだ早い、そんな風に考えていませんか?

トイレに興味を持ち始めた子にとって、パンツは憧れの存在

お気に入りのキャラクターが入ったパンツや、トレーニング用のパンツを用意して、子どもに見せてみましょう。

お姉さんのパンツ(お兄さんのパンツ)はいてみる?

という声かけにうなずく場合は、オムツからパンツに変えてみてください。

パンツの方が、おしっこが出た感覚が伝わりやすいため、トイレトレーニングがスムーズに進みます。

パンツを多めに用意して、濡れたらどんどん交換しながら、トイレへ行く感覚を身につけましょう。

まとめ

トイレトレーニングにはさまざまな方法がありますが、

「子どもがトイレトレーニングを嫌がってしまう」

「いろいろなトイトレを試したけれど、どうしてもうまくいかない」

という場合、お子さまにとってまだその時期ではないのかもしれません。

オムツがはずれない子はいませんので無理せず、時にはすこし休みながら、ゆっくり進めていきましょう。

無事にパンツデビューした後も、おもらしやおねしょがなかなか減らないなど、悩みは尽きません。

こまめにパンツを変えたり、夜だけオムツにしたり、子どもが気持ちよく過ごせる環境を整えながら、トイトレ完了を目指してください。

 

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