【良い睡眠は入浴で作れる!快眠につながる入浴剤選びと入浴法をチェック】

STAFFブログ

睡眠の質を高める手段の一つであるお風呂。

以前にも、お風呂に入るタイミングに気をつけると寝付きが良くなる、という深部体温についての情報を紹介しました。

→【深部体温の切り替えスイッチをオンにして快眠へ! 寝る90分前の入浴習慣がもたらすメリットを解説】

お風呂習慣で快眠を目指すなら、深部体温に注目するだけなく、入浴剤や入浴法からのアプローチもおすすめです。

「家族がいるからお風呂のタイミングをずらせない」

「仕事の関係で、帰ってすぐに入浴・寝る習慣がついている」

という方でもはじめられる、睡眠の質を上げる入浴剤の選び方、入浴法をみてみましょう。

入浴剤で睡眠の質が高まる3つの理由

お風呂タイムに入浴剤を使用すると、睡眠の質向上につながります。

なぜ、入浴剤を入れるだけで快眠できるのか、まずは理由をみてみましょう。

1.身体をより温められる

温熱作用のある入浴剤を選ぶと、何も入れずにお風呂へ浸かったときよりも、身体が温まります。私たちの身体は、温まった状態から冷える過程で、睡眠に導かれるため、温度差を作るためにも、入浴剤を入れてみましょう。

保温効果が高い入浴剤の場合、寝る直前に入れてしまうと、逆に身体が冷えにくくなります。できるだけ、寝る1時間半~2時間前に入浴するのがおすすめです。

2.身体をリラックスできる

炭酸ガス系の入浴剤は、身体をリラックスさせるため、疲労回復につながります。血流が良くなり、身体を温めてくれるのも、炭酸ガス系入浴剤を使うメリットです。

入浴剤ごとに違う色、香りも、視覚や嗅覚からリラックスできる時間をもたらします。

1日の疲れを入浴剤の力で取り去って、ぐっすり眠りましょう。

3.身体を保湿できる

冬場は特に、身体が乾燥しやすい季節です。特に乾燥しやすい入浴後の肌をそのまま放置してしまうと、睡眠時に身体が痒くなったり、皮膚トラブルを起こしたりする恐れがあるため、注意が必要です。

冬場の乾燥を予防するなら、保湿成分の入った入浴剤を選んでみましょう。入浴剤を使っても乾燥しやすい場合は、保湿剤を合わせて使用してみてください。

自分に合った入浴剤の選び方

自分に合った入浴剤を選ぶなら、まずは抱えている悩みをチェックしてみましょう。

冷え性であれば、身体を温めてくれる温熱効果の高い入浴剤。

仕事の疲れやストレスを感じているなら、炭酸ガス系や薬草系の入浴剤。

乾燥で悩んでいるなら、保湿成分が入った入浴剤。

リラックスしたい、気分をリフレッシュしたいなら、好きな香りや色の入浴剤。

夏の暑さにだるさを感じているならクール系の入浴剤。

など、悩みやトラブルを解決してくれる商品を選んでください。

入浴剤習慣を継続するなら、使い勝手の良さ、価格も重要です。

入浴剤は大きく分けて固形タイプ、液体タイプ、粉タイプがあります。

使いやすいタイプ、価格の入浴剤を常備して、毎日のお風呂タイムから快眠を目指しましょう。

入浴剤を使用する際の注意点

安眠につながる入浴剤ですが、成分によっては浴槽や風呂釜を傷める可能性があります。

硫黄やソルト系、酸化チタン、炭酸カルシウムなどが入った入浴剤を放置したり、追い焚きしてしまったりすると、浴槽や風呂釜のトラブルにつながるため、注意しましょう。

購入前にパッケージを確認して、「中性入浴剤」「追い焚き可能」「お風呂にやさしい」といった言葉が書かれている商品を選ぶと安心です。

快眠につながる入浴方法3

心地よい眠りを目指すなら、入浴剤と合わせて、睡眠に良い入浴法を選びましょう。快眠につながる、3つの方法を紹介いたします。

1.少しぬるいくらいの温度がベスト

睡眠の質を良くするなら、熱すぎる温度のお風呂はNGです。

3940℃くらいの、少しぬるいくらいの温度に設定して、15分くらい浸かりましょう。

「スマホを持参して長時間入浴している」

という場合、自律神経の乱れや肌の乾燥につながる場合があります。

お風呂ではスマホやテレビなどは使わず全身を休ませて、身体が温まったら上がりましょう。

2.肩までしっかり浸かる

快眠のためにお風呂を活用するなら、肩までしっかり浸かりましょう。

半身浴では全身が温まりにくく、入浴時間が短い場合はすぐに身体が冷えてしまいます。

疲労回復のためにも、肩まで浸かる全身浴で、睡眠の質を高めましょう。

3.入浴中のマッサージで疲労軽減

入浴中に身体をマッサージすると、血流が良くなり疲労軽減や、睡眠の質改善につながります。腰痛や肩こりなどにアプローチする薬用入浴剤を選ぶと、より疲れが取れるでしょう。

お風呂に入りながら全身をマッサージしたり、かんたんなストレッチをしたり、肩や首を回したり、ちょっとした動きをプラスするだけで、全身が楽になりので、ぜひ試してみてください。

まとめ

睡眠に良い入浴法、自分に合った入浴剤を選ぶと、眠りの質を向上できます。

好みの香り、効能の入浴剤をみつけて、毎日のバスタイムを彩りましょう。

お風呂習慣で睡眠が整うと、目覚めも良くなります。

気持ちよく目覚めて、夜はお風呂でリラックスできる。頑張らない快眠法をぜひ取り入れてみてください。

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