【男性が不眠を抱えやすいのはなぜ? 更年期との関係を解説】

STAFFブログ

年齢を重ねてくると、

「なかなか眠りにつけない」

「朝すっきり起きられない」

「睡眠中に目が覚めてしまう」

そんな悩みを抱える男性が増える傾向にあります。

日本人はもともと睡眠時間が短く、不眠症に悩まされやすい人種だと言われていますが、年々眠りのトラブルが増えている場合、更年期が原因かもしれません。

男性の更年期が睡眠にどう関係しているのか、くわしく解説いたします。

男性の更年期とは

更年期と聞くと、女性の閉経が頭に浮かびがちです。ですが、男性も年々ホルモンが減少していきます。男性ホルモンであるテストステロンが減少する更年期を「加齢性腺機能低下症」もしくは「LOH症候群」と呼び、誰にでも起きる可能性があります。

女性は閉経があるため、更年期障害の兆候へ早めに気付けます。一方、身体に明らかな変化が起こらない男性は、眠れなかったり疲れやすかったりといった症状があっても、仕事が忙しいから、年のせいだから、と放置してしまいがちです。

女性の更年期は5年程度で落ち着きますが、終わりがないのも男性更年期の特徴です。更年期は40歳以降、徐々に症状が現れはじめます。アラフォー、アラフィフは症状がなかったのに、60歳や70歳になって突然更年期に悩まされるケースもあります。

パートナーや家族が不調を訴えている場合は、更年期も視野に入れて、対処法を検討してみましょう。

男性更年期と睡眠の関係

男性更年期の症状は多岐にわたります、その中でも、睡眠にはどのような影響が考えられるのか、チェックしておきましょう。

男性ホルモンが減少すると、さまざまな不眠症状がみられます。

・寝ている間に目が覚めてしまう中途覚醒

・寝ようとしてもなかなか眠れない入眠障害

・起きる時間ではないのに、目が覚めてしまう早期覚醒

・きちんと寝ているはずなのに、眠った気がしない熟眠障害

このような不眠症状がある場合、更年期が原因かもしれません。

人によっては不眠ではなく、日中何をしていても眠い、だるいといった倦怠感や眠気など、不眠とは逆の症候が起きる場合もあります。

これまでとは眠りの深さや眠り方に変化が出てきたら、年齢に応じた付き合い方を検討してみましょう。

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男性更年期による不眠の調べ方

男性更年期が原因で眠れていないかもしれない、そう気付いたら、まずは医療機関で相談してみましょう。ストレスや多忙などで不眠になっているのか、更年期によるものなのか、たしかめておきましょう。

男性更年期かどうか知るためには、テストステロンの分泌状態を調べる血液検査や、医師による問診などが必要です。

更年期の相談は、泌尿器科での相談になります。更年期診断に対応していない泌尿器科もあるため、HPや電話で事前に確認しておくと安心です。更年期と診断された場合、保健適応で治療できます。

いきなり病院へ行くのは抵抗がある、仕事が忙しくて受診できない、という場合は、自宅で検査できるキットもあります。まずはキットで検査をしてみて、結果をもとに受診を検討するという方法もあります。

男性更年期による不眠の治療

男性更年期の不眠は、男性ホルモンを増やす対処が必要です。

軽度の場合は、生活習慣の見直しで男性ホルモンが増え、今までのようにぐっすり眠れる場合もあります。

生活習慣を見直しても変化が見られない場合は、漢方薬の処方や、男性ホルモンを補充する治療が検討されます。不眠の症状が重い場合は、睡眠導入剤など処方されるケースもみられるなど、症状によって対処法はさまざまです。

不眠だけでなくメンタルに不調が起きている場合は抗不安薬が処方されたり、骨粗鬆症の疑いがある場合は、骨粗鬆症の治療薬が出されたり、という場合もあります。

男性更年期による不眠は自分で改善できる?

普段の生活が睡眠に悪影響を及ぼしている場合、規則正しい毎日を送るだけで、不眠が改善される場合があります。身体に良い生活は、男性ホルモンの分泌を促すきっかけになる可能性があるため、できることから提案・実践してみてください。

男性が乱れがちな生活習慣は、主にこの5つです。

1:運動不足

電車通勤で会社ではデスクワーク、という場合、運動不足で不眠になるケースがあります。歩く習慣をつける、ストレッチをする、といった軽い運動習慣で良いので、プラスしてみましょう。

2:シャワー習慣

お風呂にゆっくり入る時間がない、お湯を張るのが面倒、そんな理由でシャワー習慣になっている場合は、湯船に浸かる時間を設けてみてください。ぬるめのお湯にじっくり浸かると、心地よい眠りに誘われやすくなります。

3:寝る前のカフェインやお酒

寝る前にカフェイン入りの飲料を飲んだり、晩酌したりする習慣がある場合、目がさえてしまいます。カフェインやアルコールは利尿作用があるため、夜中に覚醒しやすくなる点もデメリットです。

4:寝る前のスマホ

寝る前にスマホを見る習慣がある場合、寝るスイッチが入らなくなります。寝ると決めたら部屋の電気を消して、スマホやテレビなどの光を目に入れないようにしましょう。

5:起きる時間がバラバラ

仕事がある日は朝ギリギリに起きて、休日はダラダラ寝過ごして……このような睡眠習慣だと、夜眠りづらくなります。毎朝朝日を浴びる、毎日同じ時間に起きて寝る、という習慣を取り入れると、不眠改善が期待できます。

まとめ

周りの男性が40歳以降、不眠に悩まされているなら更年期が原因かもしれません。

更年期によるトラブルの場合、松だけでは改善されないため、対処法を取り入れましょう。

生活習慣を見直したり、ホルモン状態に応じた薬を処方してもらったり、必要に応じた方法、治療を検討してみてください。

 

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