【ハウスダストに悩む小学生が増加中! 家庭でできる4つの対策をチェック】

STAFFブログ

ハウスダストをアレルゲンにした、アレルギー性鼻炎などの症状に悩まされる小学生が増えています。

「軽い風邪かと思ったけれどなかなか治らない」

「花粉の季節ではない時期に鼻水がとまらない」

このような症状が出ている場合、ハウスダストアレルギーの可能性があります。

検査の結果、ハウスダストが原因のアレルギーと診断された場合、環境の見直しが欠かせません。

子どものために、何をすれば良いのか、家庭でできる対策法を紹介いたします。

ハウスダストアレルギーとは?

ハウスダストアレルギーは、家の中にある小さなゴミやホコリなどを吸い込むことで起きるアレルギーです。ハウスダストを異物と判断し、異物を身体から出すために鼻水やくしゃみ、せき、目のかゆみや充血、かゆみなどの症状が表れます。

ハウスダストには、ダニなどの虫の死骸やフン、カビ、細菌、繊維クズ、食べこぼしたもの、ペットの毛、人間のフケや古くなって剥がれた皮膚、毛髪、外から入ってきた花粉など、さまざまな種類があります。

ハウスダストは小さいため見えにくく、知らず知らずのうちに吸い込みやすいのが特徴です。

またハウスダストは軽く、部屋の中を歩くだけで舞い上がります。背の小さい子どもは特にハウスダストを吸い込みやすいため、注意が必要です。

家庭でできるハウスダストアレルギー対策4

すでにハウスダストアレルギーを発症している場合も、未然に防ぐ場合も、家庭内での対策が欠かせません。どのような点に気をつけて生活すれば良いのか、4つの対策法をみてみましょう。

1.朝一番に部屋を掃除する

ハウスダストは夜中のうちに床に落ち、朝になって人が活動をはじめると、再び舞い上がります。そのため、朝起きてすぐ、渇いたワイパーシートなどでホコリを集めると、ハウスダストの飛散を予防できます。

朝は忙しくてどうしても無理、という場合は、帰宅後すぐのタイミングがベストです。

掃除機でもハウスダストを吸い込めますが、同時に廃棄の風で周囲のハウスダストが舞いやすくなります。先に渇いたワイパーシートなどを使ってから、掃除機をかける。本棚や照明、家電など高い位置の掃除は、ホコリを吸着できる静電気タイプの掃除道具を使う、といった対策がおすすめです。

掃除の頻度が多ければ多いほど、ハウスダストが減ると言われています。すぐ手が届く場所にハンディモップやワイパーを置いて、すきま時間にさっと掃除する習慣をつけると、よりハウスダストを減らせるでしょう。

2.寝具のハウスダスト対策をする

家庭の中でも、ホコリが出やすい寝具のある寝室は、ハウスダストが多く発生しやすい場所です。

ダニ予防してくれる寝具を選ぶ

・掃除機で定期的に布団のダニを吸い込む

ホコリが出にくいわた素材以外の枕を選ぶ

・タオル(パイル)地のシーツやかけ布団は避ける

・カビを防ぐため、布団を敷きっぱなしにしない

など、ハウスダストが出にくい、ダニが住み着きにくい素材の寝具を選んで、アレルギー対策をしてください。

特に枕は、直接顔に触れるアイテムのため、ホコリが出にくい素材を選びましょう。丸洗いできる布団や枕を選ぶのも良い方法です。

3,空気清浄機を使用する

部屋の中にはつねにたくさんのハウスダストが浮遊しています。定期的に部屋の換気をしている……という場合も、空気の入れ換えだけでは不十分です。

室内に溜まりがちなハウスダストは、空気清浄機の力に頼ると効率よく減らせます。性能の高い空気清浄機を選べば、花粉やPM2.5などの小さなハウスダストも吸い込んでくれます。

費用はかかりますが、子どもがすでにアレルギーを発症していたり、アレルギー予防を徹底したかったり、という場合は選んでみましょう。定期的なフィルター掃除を欠かさない、といったお手入れも重要です。

また換気をする際ですが、ただ窓を開けるだけでは、少ししかハウスダストを減らせません。南の窓を開けたら、北側の窓や玄関も開けるなど、空気の通り道を作ってハウスダストを減らしましょう。

4.室内の布製品を減らす

意外かもしれませんが、ハウスダストの7割が繊維のホコリ、というデータがあります。

ダスキン/ホコリ分野の研究

https://www.duskin.co.jp/rd/laboratory/feature/dust/01/

ホコリの発生を根本的に押さえるなら、室内にある布製品を減らすと、ハウスダスト軽減につながります。

玄関に繊維のカーペットを敷いていたり、リビングに絨毯やラグを置いていたり、という場合、ホコリが出やすくなります。面積が大きいカーテンを、ほこりが出にくい素材に変えるのも良い対策法です。

ソファーのカバー、洋服、タオル、ぬいぐるみなどを減らす、ホコリがつきやすい洋服や本はクローゼットや扉付きの収納にしまう、といった配慮で、ハウスダストを撃退しましょう。

まとめ

ハウスダストは、掃除の仕方や寝具などの選び方によって減らせます。

小学生の子どもがアレルギーを発症したり、悪化したりしないために、できる方法から取り入れてみてください。

掃除だけではすっきりできないハウスダストは、空気清浄機を使うのもおすすめです。

ホコリが出にくい環境作り、こまめな掃除で、ハウスダストの少ない室内を目指しましょう。

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