赤ちゃんは体温調節がとても苦手。そのため大人が調節してあげる必要があります。
しかし温度調節や暑さ対策は難しく、どうしたらいいか迷っているママやパパも多いのではないでしょうか?
・あまり寒くなりすぎたらかわいそうかな
・風邪引かないように服を着せてあげた方がいいよね……
そう思ってつい厚着させてしまう人もいます。筆者もそんなママの一人でした。しかしそんな心配心が赤ちゃんの寝やすさを邪魔しているかもしれません。
そこで今回は、夏に寝る時の暑さ対策、エアコンの温度設定、赤ちゃんが快適に過ごすためにおすすめのグッズなどを紹介します!
【体験談】夜泣きの原因は「暑さだった」!?夏の赤ちゃん寝かしつけ事情
新生児期から夜泣きがひどかったわが子。そんなわが子も生後半年経ったころ、夜泣きする日が減ってきました。
しかしある日突然、またひどい夜泣きをするように。夜泣きには原因がないことが多いので、半ば諦めて寝不足の日々を送っていましたが、とある対策を行ったところ、また夜泣きが減ったのです。
その対策というのが「温度調節とパジャマの変更」でした。
わが子はタオルケットなどをかけると、必ず蹴とばしていました。そのため風邪を引かないように、スリーパーを着せたり、エアコンの温度を少し高めに設定したりしていました。
しかしそれがわが子にとっては寝苦しく、夜泣きの原因になっていたようです。スリーパーをやめ、お腹部分が出ないように、寝るときは上下つながったロンパースタイプのパジャマを着せるようにしました。
またエアコンの温度をこれまで28度に設定していましたが、26度に設定。それだけで部屋の中の快適さが変わったようで、夜泣きをあまりしなくなりました。
もちろんこれはわが家の場合なので、必ずしもこの対策を行えば夜泣きが少なくなるわけではありませんが、少しの工夫で赤ちゃんの睡眠環境を変えられるのだなと感じた出来事でした。
夏の暑さを防ごう!赤ちゃんが快適に過ごすための便利グッズ
赤ちゃんが快適に過ごすために、寝る時に使うといい便利グッズを紹介します。
1.冷感タイプの敷きパッド
寝ている時間が長い赤ちゃんにとって、布団はとても大事なアイテムの一つ。赤ちゃんが心地よく眠れるように、冷却タイプの敷きパッドを使うのはとてもおすすめです。
その中でもニトリのNクールシリーズは赤ちゃん用だけでなく、キッズ用、大人用と幅広いサイズ展開を行っています。
敷きパッド内に熱がこもりにくく、ひんやりして気持ちがいい肌触りが特徴で、吸水速乾性の生地を使用しているので、万が一汚れてしまった時に洗濯してもすぐ乾いてくれます。
2.温度計
エアコンの温度設定と、実際に赤ちゃんが寝るスペースでは温度が異なる場合があります。そのため、寝るスペースに温度計があると、夜中にエアコンの温度調節が楽にできます。
わが家ではイケアの「クロッキス」という商品を使っていました。「クロッキス」は、時計・アラーム・タイマー・温度計の4つの役割を1台で担う優れもので、向きを変えるだけで機能を使い分けることができます。
場所も取らず、値段も安かったので、わが家ではとても重宝しました。
3.ロンパース、ボディースーツ
赤ちゃんを夏寝かせる時におすすめなのが、上下つながったロンパース、ボディースーツタイプのパジャマがおすすめです。
特に寝返りを始める頃から、ハイハイやつかまり立ちする頃の赤ちゃんは、寝ているときもよく動くので、お腹が冷えないタイプを着せれば、スリーパーは使用しなくても大丈夫です。
4.サーキュレーター
エアコンの向きや寝る場所によっては、たとえエアコンをつけていても寝苦しさを感じてしまうこともあるでしょう。
そんなお家におすすめなのが、サーキュレーター。エアコンの冷たい空気を循環させ、部屋の中の温度を適温に保つために役立ってくれます。
夏こそ赤ちゃんが寝やすいように工夫しよう!
今回は、夏に寝る時の暑さ対策、エアコンの温度設定、赤ちゃんが快適に過ごすためにおすすめのグッズを紹介しました。
・エアコンは26度前後がおすすめ
・赤ちゃんのパジャマは上下つながるタイプがベスト
・冷感タイプの敷きパッド、温度計、サーキュレーターで赤ちゃんの寝苦しさを解消しよう
赤ちゃんがかけ布団を着ることなく寝ている姿を見ていると、ついつい厚着させてしまったり、何度もタオルケットをかけてしまったりするママやパパも多いと思います。
しかしもしかしたら、その対策が赤ちゃんの寝苦しさを助長し、夜泣きの原因になってしまっている可能性もあります。実際わが家では、その「着せすぎ」が原因で夜泣きがひどくなっていました。
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、大人よりも一枚薄着でいるくらいがちょうどいいとも言われています。しっかり暑さ対策を行い、赤ちゃんが快適に眠れる環境を整えてあげましょう!