【美容のアプローチは睡眠から! 寝るだけで美肌・美髪を目指せる理由を解説!】

STAFFブログ

いつまでも若々しい自分でいるために、スキンケアやヘアケアにこだわったり、身体に良い食事を意識したり、エステへ通ったり、さまざまな手段を取り入れていると思います。

どれも美肌や美髪に良いと言われている手段ですが、しっかり眠れていない場合、美容へ悪影響が出てしまいます。

取り入れている美容ケアを最大限に引き出すためにも、寝不足は厳禁。

睡眠環境が乱れている場合は、見直しが重要です。

どのような眠り方を心がけると、美容面でのメリットが得られるのか、一緒にチェックしてみましょう。

睡眠時に分泌される3つのホルモン

しっかり眠ると、美容に良いホルモンが分泌されます。

美肌や美化に睡眠が欠かせない、3つホルモンのはたらきをみてみましょう。

成長ホルモンのはたらき

就寝中に分泌される成長ホルモンは、子どもの身体を大きく育てるだけでなく、日中に受けた紫外線によるダメージなどから、身体を守ってくれます。

その他にも、成長ホルモンが肝臓から分泌されるIGF-1にはたらきかけ、うるおい成分の生成を促したり、基礎代謝を高めてダイエットに良い影響をもたらしたり、といった嬉しい変化を期待できます。

成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌されるため、毎日の睡眠習慣が重要です。

リラックスした状態で眠りについて、朝を迎えられるようにしましょう。

女性ホルモンのはたらき

睡眠中は、女性ホルモンと呼ばれるエストロゲン(卵胞ホルモン)も分泌されます。エストロゲンは線維芽細胞を活性化させるはたらきがあり、肌のハリツヤや髪の状態を整えてくれます。

卵胞ホルモンは月経後に多く分泌されます。

そのため、生理が終わってからのタイミングはいつも肌の調子が良い、と感じている方が多いと思います。

この状態を、月経後でなくてもできるだけ維持するために、しっかり睡眠を取りましょう。

エストロゲンは、女性らしい身体つきにも関連しているホルモンのため、スタイルアップも期待できます。

睡眠ホルモンのはたらき

睡眠中は、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌が盛んになります。メラトニンは抗酸化に関連するホルモンで、その力はビタミンCやビタミンE以上と言われています。

メラトニンの分泌は、成長ホルモンの分泌も促します。

暗い場所でメラトニンは分泌されるため、かならず電気を消して眠るようにしましょう。

このように、睡眠は美容に影響を与える、3つのホルモン分泌に関連しています。

眠るだけでできるエイジングケア習慣で、美肌・美髪を目指しましょう。

美容に良い睡眠の取り方

睡眠中のホルモン分泌を促すために、適した睡眠の取り方があります。

どのような点に注意して眠ると、美容に良い影響を与えるのか、チェックしておきましょう。

最初のノンレム睡眠を大切に

一昔前は、22:002:00くらいがお肌のゴールデンタイム、そんな風に言われていました。

そのため、22時に布団へ入るように、心がけている方もいると思います。

ですが現在は、睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していること。

中でも身体も脳も眠っている、ノンレム睡眠の状態に、ホルモンが多く分泌されると分かってきました。

中でも、睡眠後3060分後に訪れる、最初のノンレム睡眠が、ホルモン分泌がもっとも多いタイミングだと言われています。

何時に寝るか、ではなく、睡眠後90分くらいまでの間、ぐっすり眠れる環境を整えると、美肌や美髪につながるでしょう。

深いノンレム睡眠に導く方法3

美容のために寝ようと思っても、睡眠環境が整っていない場合、すぐに目を覚ましてしまったり、寝付きが悪くなったりしてしまいます。

深いノンレム睡眠できれいを目指すために、できる対策をしておきましょう。

ゆったりとした肌着を選ぶ

締め付けの強い肌着を身につけていると、睡眠に悪影響を与えます。体型を整えたいからといって、きついガードルやブラジャーを睡眠時につけてしまうのはNG! 眠りへの影響が少ないナイトブラやゆるめの肌着を選びましょう。

私たちの身体は、夜になり冷える過程で、睡眠へと促されます。

腹巻きをつけたり、分厚い靴下を履いたり、といった過度な温活も、眠りの妨げになるため注意しましょう。

お風呂も寝る直前は避け、眠る90分くらい前に入浴すると、快眠につながります。

朝は日光を浴び夜は暗くして眠る

質の良い睡眠を取り入れるなら、体内時計の正常化が必須です。

朝起きたら太陽の光を浴びて、夜は暗い部屋で眠る、という習慣を意識すると、自然な眠りが訪れます。

寝室でギリギリまでスマホをみている、朝起きた後ダラダラと布団で過ごしている、といった習慣は避けて、メリハリのある生活を意識すると、美容に良い毎日を過ごせます。

寝心地の良い寝具を選ぶ

マットレスや布団、枕などの寝心地が悪いと、せっかく眠ってもすぐに目を覚ましてしまいます。自分の身体に合った寝具を選んで、朝までぐっすり眠れるように意識しましょう。

癒される香りのアロマを焚いたり、リラックスできる音楽を流したり、ヨガやストレッチで軽く身体を動かしたりするのも良い方法です。

寝具や寝室の環境を見直して、深く眠れる空間を作りましょう。

 

まとめ

睡眠からはじめる美容は、費用がほとんどかからないというメリットがあります。

肌の調子が悪い、髪にツヤがない、といった悩みがあるなら、きちんと眠れているかどうか、チェックしてみてください。

しっかり睡眠が取れていれば、美容に関連するホルモンが分泌され、肌や髪への良い影響が期待できます。入眠環境を整えて、お肌にどのような変化が訪れるのか、たしかめてみてください。

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